「それは嘘か、思いやりか」第4話「“大丈夫です”は本当ですか?」
「大丈夫です」
その言葉を聞いたとき、私は少しだけ迷った。
本当に“大丈夫”なのか。
それとも、“大丈夫にしておきたい”だけなのか。
利用者さんが転びそうになったとき。
「手を貸しましょうか?」と声をかけると、
「大丈夫です」と笑って答えてくれた。
でも、その手は少し震えていた。
足元は不安定で、目も泳いでいた。
🌀 その言葉の裏側にあるもの
「大丈夫です」には、いろんな意味がある。
・迷惑をかけたくない
・自分でできると思いたい
・弱い自分を見せたくない
・ただ、気を遣っているだけ
介護の現場では、そうした“強がり”に出会うことがある。
そして私たちは、その言葉を信じるか、見抜くか、迷う。
🌱 やさしい選択の中で
私は、そっと手を差し出した。
「じゃあ、ちょっとだけ一緒に歩きましょうか」
そう言うと、利用者さんは笑って手を握ってくれた。
“助けて”と言えないときもある。
“助けたい”と伝える方法もある。
「大丈夫です」―その言葉を、
やさしく受け止めることも、
そっと見守ることも、
介護の中の“思いやり”なのかもしれない。
💬 あなたなら、どうしますか?
「大丈夫です」と言われたとき、あなたはどう応えますか?
その言葉の奥にある気持ち、感じたことはありますか?
🌼 やさしい相談窓口へ
介護の現場で交わされる、強がりとやさしさ。
あなたの“選んだ言葉”も、聞かせてください。
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