家族の介護は、とても大切でやりがいのあることです。
しかし同時に、心身に大きな負担がかかるものでもあります。
「疲れているけど、休んでいられない」
「私が頑張らなければ…」
そう思って無理を重ねてしまうと、燃え尽き症候群や介護うつにつながることもあります。
そこで今回は、介護を長く続けるために役立つ 5つのセルフケア習慣 をご紹介します。
1. 介護疲れとは?そのサインを見逃さない
介護疲れは、体と心の両方にあらわれます。
- 身体的サイン:眠れない、肩や腰の痛み、慢性的な疲労感
- 精神的サイン:イライラ、気分が沈む、やる気が出ない
これらのサインを「仕方ない」と我慢し続けることは危険です。
まずは「疲れている」と自分自身が気づくことが、セルフケアの第一歩になります。
2. 睡眠の質を高める工夫
介護中はどうしても生活リズムが乱れがちです。
- 就寝前にスマホを見ない
- ぬるめのお風呂で体を温める
- 深呼吸やストレッチでリラックスする
また、まとまった睡眠が取れない場合は、**短い昼寝(20分以内)**を活用するのも効果的です。
3. 栄養バランスを意識した食事
介護に追われると「つい簡単に済ませてしまう」ことも多いですが、心身を支えるのはやはり食事です。
- 朝にバナナやヨーグルトなど手軽に食べられるものをプラス
- 疲れやストレスを和らげるビタミンやミネラルを意識
- 「誰かと一緒に食べる」ことで心も満たされる
食事は栄養だけでなく、気持ちをリセットする時間としても大切にしましょう。
4. 誰かに話す・相談する
介護の悩みを一人で抱え込むと、心の負担がどんどん大きくなります。
信頼できる人に話すだけでも気持ちが軽くなるものです。
- 家族や友人に気軽に話す
- 介護相談窓口やオンライン相談を活用する
- 同じ立場の人とつながれるコミュニティに参加する
「弱音を吐くのは悪いこと」ではありません。
話すこと自体がセルフケアです。
5. 自分の時間を持つ
10分だけでも、自分の好きなことをする時間を意識的に作りましょう。
- 散歩や軽い運動
- 好きな音楽や読書
- 趣味や日記
大切なのは「介護以外の自分の時間」を持つこと。
休むことに罪悪感を持たず、リフレッシュすることで介護も前向きに続けられます。
6. 小さな喜びを見つける
介護生活の中でも、日々の中に小さな喜びは必ずあります。
- 介護している家族の笑顔
- 季節の変化を感じること
- 今日一日をやりきった達成感
小さな喜びを見つけ、心に刻むことで「続ける力」になります。
あなたへ
介護を続けるためには、介護する人自身の心と体を守ることが欠かせません。
- 睡眠の質を整える
- 栄養バランスを意識する
- 誰かに相談する
- 自分の時間を持つ
- 小さな喜びを見つける
これらのセルフケアは、特別なことではなく日常の中で少しずつ取り入れられる習慣です。
介護を「我慢と頑張りだけ」で続けるのではなく、笑顔で続けられる工夫を一緒に見つけていきましょう。

